コラム  ・上生菓子 〜 日々の暮らしから(2)   
 
− 上生菓子 −
暑い日が続いています。猛暑日の夕方は、打ち水をし、端居などして上生菓子は如何でしょうか? 月に一回お菓子づくり教室に通っている連れ合いが、7月の作品を手土産に持って帰ってきました。7月のテーマは、上生菓子。
 
     徒然の端居に添える和菓子かな ワシモ
 
黒いお菓子箱に、水鳥、朝顔、ハイビスカス、睡蓮をかたどった和菓子が二個づつきちんと入っています。それに、バラで付録が一個。和菓子は、味もさることながら造形がポイントです。造形がもうちょっとかなというと、写真の撮り方がまずいのよと連れ合いが言います。
 
一番難しかったのは水鳥だったそうです。道理で、付録に水鳥の形の崩れたのが一個あったわけです。一つ一つナイフで切れ目を入れながら花びらを造形していく睡蓮は時間がかかりそうです。和生菓子は、季節感を味わい、形を愛でながら戴くものに違いないと認識を新たにしたのでした。
  
連れ合いのお菓子づくり教室の作品 〜 上生菓子
   

鹿児島県さつま町の自宅で撮影  2013.07.30
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